吃音(きつおん)とは「どもること」を言います。
吃音は多くの子どもが2~4歳の言語発達が急激な頃に100人に5人くらい症状が出るといわれています。
ほとんどの子どもは自然に治っていきますが、大人まで症状が続くことがあり、自然に治っていく吃音なのか、そうでないかをみていく必要があります。
自然に治っていく吃音と、そうでない吃音。
その原因を世界中で研究していますが原因はよくわかっていません。
しかし、緊張しているだけ、慌てているだけ、親の育て方だけに原因があるわけではなく、生まれつきの体質に主たる原因があると考えられています。
吃音は真似されたり、笑われたりすると症状が悪くなっていってしまいます。
周りのお友達が話し方に気づきはじめるのは5才くらいからです。
継続する吃音の場合、困り感が出てきますので周囲の理解が必要になります。
吃音のある子どもたちの願いは、『きつ音をみんなに知ってもらいたい。』
『どもっていても快適にみんなとお話ししたい。』と思っています。
吃音の子供が楽にお話できる環境は吃音の症状を軽くします。
~吃音のある子どもたちがより安心して生活できるために~
~吃音の子を持つ親御さんがより楽しく子育てできるように~
きつおん親の会では、吃音の理解啓発活動、親の交流会を行っています。
※多くの大人や子供に分かりやすく吃音を知ってもらうためのイラスト付きの冊子を作っています。
詳しくは基本情報のURL リンクからご覧ください。
《参考文献》
菊池良和著「子どもの吃音ママ応援BOOK」学苑社2016
菊池良和監修「吃音のことがよくわかる本」講談社2015
・吃音の理解啓発を目的とした活動(冊子作りとその配布など)