
吃音(きつおん)とは「どもること」を言います。
吃音は多くの子どもが2~3歳の言語発達が急激な頃に100人に5人くらい症状が出るといわれています。
ほとんどの子どもは自然に治っていきますが、大人まで症状が続くことがあり、自然に治っていく吃音なのか、そうでないかをみていく必要があります。
吃音の原因は世界中で研究していますがよくわかっていません。
しかし、1990年代の研究から、吃音は環境が原因ではなく、体質からの発症が多いことを示す研究が多く発表されています。
吃音は真似されたり、笑われたりすると症状が悪化していってしまいます。
周りのお友達が話し方に気づきはじめるのは5才くらいからです。
継続する吃音の場合、困り感が出てきますので周囲の理解が必要になります。
吃音のある子どもたちの願いは、
『きつ音をみんなに知ってもらいたい。』
『どもっていても快適にみんなとお話ししたい。』
と思っています。
吃音のある子供が安心してお話できる環境は吃音の症状を軽くします。
~吃音のある子どもたちが安心して生活できるために~
~吃音のある子を持つ親御さんが安心して子育てできるように~
きつおん親の会では、親の交流会、吃音の理解啓発活動を行っています。
※多くの大人や子供に分かりやすく吃音を知ってもらうためのイラスト付きの冊子を作っています。
詳しくは基本情報のURL リンクからご覧ください。
《参考文献》
菊池良和著「子どもの吃音ママ応援BOOK」学苑社2016
菊池良和著「吃音の合理的配慮」学苑社2019
菊池良和監修「吃音のことがよくわかる本」講談社2015
・吃音の理解啓発を目的とした活動(冊子作りとその配布など)