私たちの団体は、「住民の皆様が人生の最後まで自由に生き続けられる」ことを、健康サポート面から支えさせていただきたいという思いから、活動を始めました。
一般的に心身機能の低下は40 代ごろから始まり、60 代になるとその低下が加速します。その中で、健康な状態よりもさらに機能が低下して、要介護状態の一歩手前の状態になってしまうことを「フレイル」と言い、フレイルの方は、予備軍を含めると日本の高齢者の5割に昇るとされます。
問題は、この「フレイル」という状態が、数年後の要介護状態になるリスクや、死亡率を2倍以上に高めるということです。
ですがこの「フレイル」は、効果のある運動や栄養の摂取を行うことで、十分に防ぐことができます。私たちの団体は、地域の住民の皆様の「フレイル」の早期発見、及び早期の対応のご提案をさせていただきます。
日本では高齢化が急速に進行しており、一宮市でもそれは同様です。この状況はさらに進行し、2040年ごろにピークを迎え、その後も何十年と高齢化社会が続くことが予想されています。このような状況が続くと、医療・介護へのお金がひっ迫し、皆様の子供、孫の世代への経済負担が増してしまいます。
住民の皆様が、自ら「フレイル」の予防に取り組まれることで、皆様ご自身が最後まで自分の意思で自由に生活し続けられるだけでなく、次の世代、またその次の世代への幸福にも繋がります。
私たちの団体が、微力ながらそのお手伝いをさせて頂ければ幸いです。
指導は、地域の介護予防活動の実績のある理学療法士、社会福祉士、管理栄養士、介護支援専門員の資格を持った医療介護の専門職が行います。