助産師は英語では[midwife]と言います。語源を遡ると「(女性の)一生に寄り添う」
という意味が含まれています。
助産師という職業は出産時に関わるイメージが強くありますが、
本来は妊娠・出産・育児・また思春期や更年期など、
すべての時期に関わる役割があり、更にその家族や地域の保健向上に関わる
伴走型の役割も担っています。
反面、産婦人科というところは人生の縮図、社会の抱える課題というのが
「生」や「性」を通して良くも悪くも明確に現れる現場でもあるのです。
だからこそ、私たちのできることは限られていますが、
そんな現場で感じていることをを通して「生」と「性」がより良いものとなるよう、
またその時々の問題に直面した時に、より良い選択肢が広がるような
予防教育・相談事業に尽力したいと考えています。
ほんの小さな一滴の雫のような活動ですが2024年で11年目になります。
時代が変われば、社会の課題も変化していきます。
私たちも日々勉強しながら活動に邁進したいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。