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郷土の英傑・浅野長政公関連の歴史講演「浅野公園と浅野長政公」 2026年8月16日

令和8年度 浅野校区高齢者教養講座  
「浅野公園と浅野長政公」
                             令和8年9月8日 歴史家 平尾栄滋

1.一宮市の浅野公園
 今日の愛知県一宮市はその昔、尾張国中島郡、丹羽郡そして葉栗郡と称された3つの郡の一部を切り取り一つにまとめて出来上がった。これらの郡郷からは、豊臣秀吉に付き従って覇を競い、大名にまで上り詰めた武将たちが数多く出ている。浅野長政公、蜂須賀正勝公、前野長康公、尾藤重直公そして山内一豊公らである。
市内の浅野公園は、豊臣政権五奉行筆頭の浅野長政が養子に入った浅野長勝の居宅跡を一宮市が整備し、地域振興の拠点にしている。そこには若き日の長政や秀吉正室の寧々も居住していた。公園内にある井戸跡は「寧々の水」として整備され、その横には彼女が詠んだ和歌を刻んだ歌碑も立っている。大正6年(1917年)4月25日の開園時には、浅野宗家13代当主(第12代広島藩主)の浅野長勲(ながこと)公を主賓とし、尾張徳川家義親公そして紀伊徳川家頼通公をもお迎えしている。その長勲公は明治天皇の命により昭和天皇の養育係も務められた。また近年では、浅野公園を舞台にして毎年4月最後の土曜日、日曜日に「浅野公園つつじ祭り」が開催されている。これには浅野地区を地盤とする国会議員や市議会議員、そして県知事と一宮市長が招待され祝辞を述べている。また、浅野宗家は今日にまで続き、現在宗家17代当主の長孝氏(初代長政からは18代)が健在である。

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